ポークカレーのとろみの件(たくま@松本市)
カレーの記事よりラーメンの記事のほうがアクセス数が伸びる事実は置いといて
カツカレーが有名なこの店へ。揚げ物気分でない時にはなかなか足を運ばないのだが、それでもカレーだけを食べに来る時がある。ポークカレーとビーフカレーというカツの無いメニューもあるのだ。
カレー作りが半ば趣味化している中で、店のカレーソースの味の分析は楽しい。この店も例外ではなくいつも楽しませて戴いている、酸味と乳製品風のコクの出し方が絶妙だなぁといつも思う。その分析が合っているか間違っているかはともかく。
しかし、しかしだ。
久々に来てみたら何か違う。
スープカレーのようにサラサラしている。
この店のカツカレー用のカレーソースは確かに粘度が低い。しかし、ポークカレーはもう少しマッタリ感があったはずだ。ポークカレーはカツカレー用のカレーソースと別ポットのポークカレー用ソースをブレンドしているものだと記憶しているが、ポークカレー用ソースに変更があったのだろうか。
くそー、しかしこれはこれでなかなかウマイぞ。
以前感じた乳製品風のコクはあまり感じられないが、フルーツの風味が隠し味的にウスターソースの雰囲気を感じさせる。スパイスは前面に出ずにどっしりと構えている。
これだけサラリとしているならば、メーヤウのように浅い皿で食べさせてもらえると有り難い。カレーをかけると器の底に溜まっていくので、上部のご飯に味が馴染まない。
いや、待てよ。スープカレーのようににスプーンにご飯を載せて、スープに浸して・・・か。
ホロリと崩れる豚肉。
別に一番安いメニューだからポークカレーを食べているわけではなく、これが食べたいのだ。しかし揚げ物を付けると千円超え。まあ、財布の都合が重要である点も積極的には否定しないでおく。
何だかんだ言いつつ大満足で店を出た。
夕方の残業前にこの店に寄ってから会社に戻ると、「XXXさん、カレー食べましたね」とバレるのだ。しかし指摘されているうちが華。逆に何も言われなくなると、影で「カレー男」と呼ばれているのではと被害妄想に陥ってくる。最終的には、「カレー」という言葉を聞いただけでビクっとして反射的に振り向いてしまう。←いまココ
たくま 長野県松本市中央1-4-3
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