2013年04月15日

災い転ずる。(シャグン@溝の口)

ここで振られるとリカバリが・・・おや?

スラサ臨休で凹んだ溝の口の夜、ちょっと興味深い店がiPhoneに表示された。

その店の名は「シャグン」。
ほほう・・・。

駅から少し歩く距離だが、広い店内は賑わっており、静かな店外とのコントラストが面白い。メニューは幅広く、色々なインド料理好きのニーズに答えられる内容だ。




なぜお通しが出てくるかは、察して欲しい。




「パニプーリ」
パニプリを食べるのは初めて。「こうやって食べるんだよ!」と穴を開けそこねて大きく破壊した友人を横目に、私もチャレンジ。
パニプリはサックサクに揚げた空洞状の物体で、穴を開けて具を入れて一口で頂く、インドの屋台スナック。以前ヴェジハーブサーガで食べようとしたら「無い」と言われてそれっきりだ。




ポテトマサラを詰め、タマリンドジュースを注いでパク。うまいな。




「ラッサム」
ラッ・・・サム。
一瞬違うものが出てきたかと思ったが、メニューの写真もこのようなオレンジ色だ。ポタージュ状の豆のスープであり、酸味と辛味の存在が遠い場所にある。とても美味しいのだが、これがラッサムならば、ラッサムとは一体何者だ。




「ヴァンダサンバー」
密度感が高く、発酵が強めのワダ。これはうまい。生ココナッツを使ったチャトニが鮮烈。サンバルも絶品。日本で流通していないという「ドラムスティック」という野菜が入っており、店員さんがスマホの写真で自慢気に説明してくれた。




「マトンローガンジョシュ」
ローガンジョシュ自体が未体験なのだが、「油&スパイス」という自分の知識の範疇ではこれは何か見た目が違う。いや、しかし、美味しい。




マトンの柔らかさが上質で、玉ねぎのふわりとした甘み。別途オーダーしたバスマティライスがみるみる減っていく。


全体的にスパイスも穏やかで、本物を所望する方ならば物足りなさを感じるかもしれない。でも、この店は良い意味でこなれており、味・サービスともになかなかのもの。価格帯も比較的安めで、多くの方にお勧めしたい店だ。

「シャグン」はサンスクリット語で「おめでたい場面での”よい時”」を表す言葉。この夜、偶然この店に出会い、よい時間を過ごすことができた。スラサの臨時休業のおかげだ。
めでたい。


シャグン 神奈川県川崎市高津区溝口1-18-12-2F


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