2014年03月14日

そばくいねえ(白山@松本市)

蕎麦屋で酒を飲むということに憧れていた時期があった。いい蕎麦屋のこだわりの酒とこだわりの肴、そしてこだわりの蕎麦で〆る。でも、結局のところ、やってみてもなんだか落ち着かない。恐らく自分がまだその域に達していないのではと思う。今はまだうすいコップに注がれたちょっと安い感じの酒でポテサラがいい。メニューに蕎麦味噌があるだけで、かまぼこを板わさって書いてあるだけで、落ち着かない。はやくおとなになりたい。

失礼。


さて、ここは蕎麦処の信州。

みなさん日常的に蕎麦屋に出かけているのかと思えばそうでもなく、スーパーに山積みになっている熊谷製麺の「古城そば」でいいよ、という地元民が周囲に多い。私もこれが大好きで、東京で買えないのが悲しく思うほどに心底惚れている。このコスパは地元蕎麦産業に大きな影響を与えているかもしれん・・・。

でも、やっぱり外で食べたい時もある。
そんな時は自宅から近いこの白山で大体決まりだ。



盛そば(十割・そば粉200g・生麺300g)
香りは穏やか。滑らかさもあり、十割が苦手な方にも食べやすいはず。表記の意味は、そば粉100%を200g使って水を加えて打つと300gの生麺が出来上がるということを表す。300gの生麺はラーメンで言うと2玉相当の量であり、満腹必至。100g単位で量を選ぶことができるのがありがたい。そば粉100gで700円。200gで800円だ。十割蕎麦としては格安だろう。

カエシ強めのつゆ。昔はもっと塩っぽい記憶があったが、今は醤油の丸味が前面に出ている印象が強い。




野菜天。
数種の野菜がサックリと揚げられており、なかなか家ではここまで上手にはいかない美味しさだ。300円という価格も驚き。


美味しい上に安いしカジュアル。真っ昼間から、「清酒一合」で「きのこおろし」をつまむ。そんな穏やかな休日をここで過ごすのも良いねえ。






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Posted by razza at 22:00│Comments(0)松本市
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