2014年02月06日

スパイスの道は東方の彼方へ(ディラン@新御茶ノ水)

日本には様々な異国の料理を楽しませてくれるお店が多数存在する。現地仕様というものをテーマとし、文化として味わう”学べるお店”であったり、確立した食文化があるからこそ成立する”創作”という言葉で驚きを与える店であったり、良い・悪いではなく、ファンそれぞれの想い(ニーズ)自体が多様であるからこそ、日本のカレー業界は各種個性が淘汰されずに発展していったのだと思う。

日本で「カレーライス」と呼ばれる料理は、インド料理マニアの中でも好みが大きく分かれているようだが、ここ新御茶ノ水の「ディラン」は、ダバ・インディアというインド料理の名店出身のシェフが、真面目に「カレーライス」という分野を追求し、インド料理の技術を多分に活かした香り高い一品をカジュアルに提供することで、多くの方の支持を受けている店だ。



ハーフ&ハーフ(ラムとマッシュルーム+チキンカレー)

しっかりと濃厚に煮詰めてセミドライに仕立て上げられている。玉ねぎの旨味が強く、ご飯が進む。ラム肉は食感を残した味わい深いもの。マッシュルームは最低限の火の通しで存在感があある。




こちらはチキンカレー側のアップ。刻まれたコリアンダーがふわっと香り、一呼吸置いてスパイスがやってくる。うーん、美味しいなあ。

キャベツのポリヤルに、グリーンチリのアチャールと野菜が添えられており、箸休めに良い。

この日は三種類のカレーが用意されていた。ハーフ&ハーフの二種類とも肉のカレーを選んでしまったが、それぞれのカレーが全く異なるレシピで作り上げられていることがわかる。また、日によって並ぶメニューが変わるようなので、当然他のメニューも大変気になってくるのだ。




トラディショナルを追求した料理も好きだが、遠く離れた日本の地で、あくまでも料理の解釈を崩さずにスタイルを日本仕様にカスタマイズして提供するこのような店に来ると、文化形成の最先端に触れているような気分になる。

とか、偉そうに言ってはみても食べている最中の脳内はウマイウマイだけなんだけれどね。ウマイは正義。





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