2012年02月28日

全ては計画通り。カレーも何もかも。(ゴッホ@池ノ上)

この日は完全に予定の無い日。
どう過ごすか思いを馳せるのも、また楽しいことよ。

 ・休日は、充実した時間を過ごしたい。
 ・休日は、のんびり体を休めたい。

この相反するスタイルが共存した時、私の休日が完璧なものとなる。

そう難しいことではない。緻密な計画にのんびり時間を織り込むだけだ。
分刻みの計画は前日までに立案しておこう。起床からフル稼働が可能となり、ロスが減る。

何時何分、何をする。
ああ、ニヤニヤが止まらないぜ。



キャロットタワーとその向こうに突き抜ける青空。
よすよす。洗濯物よ乾け。


パンを買い、コーヒーを入れ、朝食とする。
計画通り。


さて、今回の記事はこの日の昼食のお話だ。
東京の我が家から徒歩12~13分。最寄り駅「なし」と言えるようなロケーションにある店に行ってきた。


ゴッホ。
カレーとピラフ、その下に珈琲の文字。

「昭和」がレトロデザインを象徴するキーワードとしてポジティブに確立されている現在、この門構えからは素直に「良い」と思える雰囲気が醸しだされている。過去に松本駅前にあった「無伴奏」という名の喫茶店でも美味しいカレーを食べさせて頂いたことがあるが、今や「XXの美味しい喫茶店」は保護されて然るべきもの。ゴッホもいつまでもカレーとピラフと珈琲を柱に頑張って営業されることを期待してやまない。

以上。

いや、違う。入ろう。
開店11:30に合わせてドアを開けると先客ゼロの一番乗り。この日は後客も居なかったため、図らずも貸切状態であった。

オーダーは「肉いっぱい(チキン)のカリー」。
もちろん計画通りだ。


サラダ。
厨房の奥では小気味良い揚げ物の音が聞こえる。


さあさあ、来ましたよ。これは、確かに肉いっぱい。

ご飯の上に唐揚げ。その上にカレーソース。カレーソースは一般的なカレーライスの量より少なめであり、唐揚げのカレー和えご飯という表現が的確か。

おおう、これがまた、初めて食べるような味。

粒度の細かいタマネギを主体に構成されており、その甘味とフルーツ風の甘みとスパイスが共存。そして、追いかける酸味。たっぷりライスにかけたらしつこいのではと思える主張の強さがあるが、ソースの量を抑えた上で唐揚げを受け皿とすることにより、何かが突出してバランスを崩している様子もない。

これはいいぞ。

オイリーではあるが、手が止まらない魅力がある。




この店のカレーはバリエーションが豊富。きっと何度も来ることになるだろう。

さあ、計画の続きを粛々とこなしていこう。
僕の午後の予定は「のんびりする」だ。

ゴッホ 東京都世田谷区代沢3-12-1
  

Posted by razza at 22:58Comments(0)県外ー東京都

2012年02月26日

住民になりたい。 (いもフライ@栃木県佐野市)

私はじゃがいもが好きな「じゃが男」だが、今日からはその名を改めることにする。

いも男」に。

夕暮れ時、「いでい焼きそば店」の前に立つ。
駅からそう近くもないこのお店へ、我々はたった80円のとある食べものを求めてやってきた。

ここは栃木県佐野市。一部には「佐野ラーメン」の街として有名であろう。
佐野ラーメンは麺がピロ(以下略)・・・という感じのラーメンだ。

さて、高速道路のSAに「じゃがべー」という食べ物があるのをご存知だろうか。揚げたじゃがいもがまるごと串刺しになっている人気のスナックだ。正直、これからお話しする”これ”もそのような食べ物という程度の認識であり、取り立ててじゃがべーを超えるほどの興味を抱くものではなかったのだが。



佐野名物「いもフライ」


これはうまい。

一口大にカットされたじゃがいものフライに、やや甘めのソースが掛けてある。厚めの衣と、メークインのように密度を感じるじゃがいもが一体化し、モチモチという言葉がしっくり来る食感だ。
一本80円。近所にあったらついつい食べてしまうだろう。


いでい焼きそば店の店の脇にはベンチがあり、買って直ぐにほかほかのヤツを頂くことができる。そんな「いもフライ」の店が佐野市内には数多くあり、市民の生活に浸透しているのだ。


羨ましくも恐ろしい。だって、これは私なら絶対に我慢出来ない。ビール片手にイモを食う毎日に、きっとダメな人間に成り下がってしまうことだろう。そんな中でしっかり真っ当に生活を営んでいる佐野市民の方々には本当に頭が下がる思いだ。


そして、数十分後。
我々は「飯島商店」の前に立っていた。あああ。

こちらは佐野駅から徒歩数分。佐野マスターの約1名が「いでい焼きそば店」をプッシュするまでは、アクセスの良いこちらのお店でいもフライを賞味する予定であったのだ。まさか両方食べることになるとは。


50年以上もいもを揚げ続けている女性の御姿。昭和から時間が止まっているような店内は、ある程度の年齢以上の方ならば心の琴線に触れる事だろう。

山ほどのいもフライを購入するおじさんが先客だ。家に帰って皆で食べるのか、それとも一人で抱えて食べるのか。どちらにせよ羨ましい。


カリっとクリスピーなのはパン粉が少なめであるせいか。ソースは甘みが控えめでスパイシーなのも「いでい」と異なる。こちらは60円でやや小さめ。おやつサイズだ。


歴史のある食文化の前に「B級」という言葉を的外れな揶揄のように捉えてしまいそうになるが、今や市民権を得たB級グルメという言葉は、いもフライに対して最もフィットする賞賛の称号として与えられていることだろう。

そんな余韻を噛み締めながら、我々は佐野の街を後に・・・しないのであった。


せっかくだからこれも食べなきゃね。

いでい焼きそば店  栃木県佐野市上台町2096
飯島商店 栃木県佐野市伊賀町705
  

Posted by razza at 10:54Comments(3)県外-栃木県

2012年02月25日

メ ー ヤ ウ (メーヤウ@松本市)

僕とメーヤウが出会ってかれこれ20年近くになる。
今日はちょっとその辺のお話を。

■メーヤウ 桐店
今ではバイキング形式のお店となっているが、初めて訪れた時には色々なタイ料理を揃えるお店だった。トムヤムクンやトートマンプラー、ナンプラー香る「タイ風ピラフ」も大好きで、よく食べていた記憶がある。タイカレーの他にも、インド風チキンカリー(現:インド風イエローカリー)も当時から不動の人気を誇っており、強い辛さに汗を吹き出させながら格闘していた。


その後、バイキング化されてからも時々この店にお世話になっている。

■メーヤウ 松本駅前店(閉店)
他の詳しい方のサイトを見ると1996年頃まで営業と書かれているが、間違いなくその頃だ。この店は500円の日替わりランチを売りにしていて、松本駅前勤務の当時、お昼時に足繁く通った。

日替わりローテーションは今でも忘れない。

 月 タイ風カントリーカリー
 火 タイ風レッドカリー
 水 (定休日)
 木 タイ風グリーンカリー
 金 インド風ブラックカリー
 土 インド風チキンカリー
 日 ランチ無し

カントリーカリーがちょっと口に合わず苦手だったため、月曜は単品で別のカレーを食べていた。忙しい時にドライカリーを頼むと断られるという、暗黙ルールの記憶もある。

定休の水曜日だけは近くの「マハラジャ」という北インド料理の店に行っていたが、その日以外はメーヤウでお昼を食べていたというこの頃は、今までの人生で一番カレーを食べていた時期なのでは、と。

僕の日常に欠かせなかったこの店だが、ある日、突然、店が閉じられた。理由は聞いていないが、客の入りはお世辞にも良くはなかったため心配はしていた。我々の他にも毎日この店でお昼を食べている見知らぬ女性二人組がいたが、このメンバーで貸し切られることが良くあったのだ。

後日松本の街でばったり出会った店主から、開口一番「ごめん」と言われた。


■メーヤウ 信大前店
さあ、ここからが本題。信大前店に行かずして松本のメーヤウを語るなというのはごもっともなことと理解していたのだが、2年程前にようやくこちらの店にも足を運んだのだ。

いやー、とにかくウマイね。最高。
かなりの人気店なので、ピーク時には外で待つこともしばしば。


まずはインパクトのある画を。「カリー4種類大皿セット(1050円)
すごく大きな皿ではあるが、意外と食べきれてしまう。お好みの4種を選べるので、少しずつ色々食べたいなら迷わずコレ。
右上から時計回りに
・インド風イエローカリー
・スリランカ風ビーフカリー
・インド風ブラックカリー
・インド風シーフードカリー



インド風イエローカリーをアップで。
ダントツ辛く、ドカンと骨付きモモ。この店を象徴する一品でもある。ヨーグルトのような乳製品っぽさもあり、コクがあり奥深いのだがしつこくはない。一番人気も頷ける。


カリー2種類セット(800円)
手前がインド風ブラックカリー奥がタイ風ドライカリー
ブラックカリーは「カシミール風」が謳い文句。クローブとシナモンが効いた甘い香りが特徴。駅前店で食べていた頃は豚肉から溶け出す油の層が凄かったが、今は許容範囲。ドライカリーは忙しくても断られない(笑)シンプルにナンプラー風味の鶏そぼろだが、単独で頂く他に、他のカレーとの相性も良いので、このようにセットで頼むことが多い。


卓上のプリックナンプラー。タイカレーによく合う。


ライスは玄米。誰かが五分づき米と言っていたが、確かにそうかもしれない。タイ政府からタイ米を緊急輸入していた当時、この店もタイ米を採用していた時期があるらしく、私が桐店初訪当時はちょうどこのタイミングだったはず。


複数人で行って色々愉しむのも手だ。
左手前の「インド風シーフードカリー」は、松本で唯一食べられる南インドカレーではなかろうか。黒い粒はマスタードシード。
左手奥はもう一つのメーヤウの象徴「タイ風グリーンカリー」。
豚肉なのでゲーンキョワーンムー。信大生に多い”メーヤウで育った人たち”の中には、他店でゲーンキョワーンガイを食べて「鶏肉のグリーンカリーなんか許せない!」という方もいるらしい。



この店は私が松本に帰った時の楽しみの一つ。
いつでも食べにいける松本在住の方々が恨めしい、じゃなくて羨ましい。

いつまでも、食べ続けようと誓いたい。

エスニックカリー メーヤウ 桐店  長野県松本市桐1-2-35 小松プラザ 1F
エスニックカリー メーヤウ 信大前店 長野県松本市桐2-1-25  

Posted by razza at 11:17Comments(2)松本市

2012年02月23日

魯肉飯を語りたい夜もある

白米の懐の深さは半端ではない

この世の食べ物全てを並べ、
 ・白米の上に乗せて食べる
 ・パンの上に乗せて食べる
の2種類を試した場合、白米が圧勝しそうな勢い。
まあ、小麦の文化圏の人なら逆の結果になるかもしれぬが。

私が丼物に関心が高い理由は白米文化圏の人間であるから故。

そんな私が魯肉飯(ルーローファン)を放っておこうか?
いや、そんな訳がない。


これが魯肉飯だ。写真にソソられた人は挙手。

俺:はいっっっっ!!(元気よく)

これを頂いた「秀味園」という店、横浜中華街の魯肉飯といえばこの店というほど有名。脂身がとろけそうな大きな角煮と、柔らかなそぼろ。高菜、ゆで卵。

横浜中華街に台湾料理店はそれほど多くはなく、更に、魯肉飯を出す店は少ないようだ。横浜であっても魯肉飯三昧といけないのが残念なところ。

Wikipediaには魯肉飯についてこう書かれている。

「バラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を細切れにし、台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げた赤ねぎ) で作った甘辛い煮汁で煮込み、煮汁ごと白米の上に掛けた丼物である。器は丼より小ぶりな茶碗で供される。日本の牛丼や親子丼のような単品で食べる丼物ではなく、他の料理と共に食べることが前提の料理だからである。台湾では庶民から親しまれてほとんどの定食屋、食堂で見ることができる料理である。」


なるほど、台湾ではシンプルにそぼろ部分が掛けられているのが一般的なようだ。日本では角煮やタマゴや高菜を乗せて、単品料理として成り立っているものが多い。


生福園@横浜中華街
個人的なベスト魯肉飯は横浜中華街のこの店だったが、店を閉じてしまっていた。ややツユダク気味だが、はっきりとした味付けがとても好み。
・・・ちょっと!!今調べたら元住吉に移転してんじゃん。
魯肉飯もある様子。これはまた行かないと。


口福館@横浜 伊勢佐木町
店に入るといきなり水槽の中のカエルがお出迎え。店内は綺麗で、屋台風の雰囲気が苦手な方にはお勧め。料理もなかなか丁寧。


福楼@横浜中華街
中華街のコアゾーンにある台南小路という狭い路地に位置するお店。豚肉は小さめのカット。よく煮込まれていて美味しい。


松柏@松本市
4年前の写真を引っ張り出してきた。魯肉飯ではないがこの「豚肉のそぼろかけご飯」が相当するかな。。。

あと行きたい店は横浜中華街の「萬和楼」か。
人気がある店なので、満席だったり、ご飯が売り切れていたりしてありつけていない。


過去に鬚張(ひげちょう)魯肉飯というチェーン店があった。
魯肉飯をファーストフードとして日本に展開して、結構な人気を得たはず。魯肉飯自体が庶民的な食べ物なのだからこのアプローチは悪くないし、売り方一つで化けるのではとも思う。再開を祈りたい。

もっと食べたい。
体が欲する。
ぜひぜひ、都内の魯肉飯屋を教えてくだされ。

秀味園@横浜中華街
生福園@横浜中華街(移転)→生福園@元住吉
口福館@横浜 伊勢佐木町
福楼@横浜中華街
松柏@松本市
  

Posted by razza at 20:03Comments(2)県外ー東京都

2012年02月22日

ツボのフタを開けると (香港麺 新記@三宿)

池尻大橋と三軒茶屋、どちらが近いかなと思いながら、池尻大橋で下車した。外は冬の雨。カバンから折りたたみ傘を取り出して、246を西に向かって歩き始めた。

香港麺 新記。

仕事帰りにこの店で御飯を食べて変える行為が、わりと、アリ。この店でそれほど色々を食べていないので語る資格は無いけれど、アリ。

この店のどこが良いのかと言われても、難しいのだけれど、引き寄せられるツボがあるのだと思う。

ツボ。

卓上のツボのラー油のことか?


このお店のウリ、香港麺を使った「雲呑麺」。
淡く白濁したスープからは豚の脂の香り。素材感が希薄ではあるが、抵抗なく飲み進められるのは味の組立の妙か。ワンタンやすり身の団子を始めとした充実した具材は魅力的だ。


麺が非常に細い。束にして噛み締めた時にパツパツと弾ける食感はまさしく期待通りのもの。


さあ、ここに、ラー油を入れるのだ。

器の半分はペースト状となっており、油の底から掬い上げて少しだけ入れてみる。少し焦味があり、やや雑多な印象もあるが、この焦げもまたライトなスープに劇的な変化をもたらす。


香港麺とセットにすることができる鼓椒排骨飯のミニ丼。この旨さは後ほど語ろう。


餃子。
もっちり肉厚の皮にギュギュっと詰まって、良い良い。さあ、ラー油を正当に使うのだ。


エビシュウマイ。
辛子もいいけど、ラー油だ。



さあ、お待ちかね。私が一番感激したメニューがこの「鼓椒排骨飯」。

香港麺とセットで食べたミニ丼のフルバージョンだ。「スペアリブの蒸し物ご飯」と書かれているが、骨は外してある。トウチと共に蒸し上げられたこの肉は、柔らかく風味も良い。ザーサイとの相性も文句なし。ご飯に掛けられたタレはあっさりとしつつ適度な主張。甘すぎないのが良い。

これは一心不乱に食べてもいいレベル!

そして、途中まで食べたら、ラー油の出番だ。



こういう4種盛りもある。欲張りさんはどうぞ!
ラー油も!!


ドアを開け、満席の待ち客の間をすり抜けて外へ出る。
レジ横に並ぶ瓶詰めラー油を買って帰るのも良い。


雨は雪へと変わり、視覚的にも寒さを感じられる景色に変わった。東京の冬は松本ほど気温が低くないが、松本の人ほど厚着をしていないから寒いのだ。

帰ったら熱い風呂に入ろう。
冬のこの上ない楽しみだ。

まあ、帰宅後にバスマジックリンの詰め替えのストックがなかったことに気がつくわけだがね。

香港麺 新記 三宿本店 東京都世田谷区池尻3-30-10 山旺ビル2F
  

Posted by razza at 21:27Comments(2)県外ー東京都

2012年02月20日

中央線の愛すべき街 (curry bal くじら@高円寺)

高円寺の駅近くの建物内に、大一市場という飲食店街がある。今日はここのお話だ。

こちらの暮らしにもまだ慣れていない頃、建物内に雑然と店が並ぶこの大一市場の一角に、チョップスティックスというベトナム料理店を見つけた。と言っても、足を運ぶキッカケは食べログで見かけたからだったが。

大一市場の雰囲気に慣れずも恐る恐る入ったこの店でビールを飲んでいると、隣の客が「パクチー多めでね!」と慣れたようにフォーを注文し、サクっと食べて颯爽と店を出ていった。東南アジア料理が特別な食べ物であった地方出身の自分は、このような食べ物を日常食としているこの街の住民(推測)に羨ましさを感じたものだ。

前置きが長くなったが、今日はベトナム料理ではなく、この店の向かいにある「curry bal くじら」という店の話だ。美味しいカレーがあるとのことで、縁あって昼間に訪れることができた。


位置関係はこんな感じ。チョップスティックスが左、右手のクジラの看板がこの店。春になったらこのビニールは取り払われる。


「おいしいカレーと世界のワインと楽しいタパスを用意して待ってます」とある。バルはbarと書くのではとも思うが、カレー&スペインとは楽しい組み合わせではないか。デリカッセンのように入り口のショーケースに美味しそうなタパスが並んでいる様子は、きっと誰でもワクワクする。


ビールがあったので、味を確認。
泡をコントロールしたカールスバーグ。やりおるなー。



チキンカリー。
見た目の神々しさが伝わるだろうか。これで美味しくなかったら店主は手品師だ。ピッと立ったスパイス。サラリと胃もたれせず日常食になり得るカレー。”こういうカレーが食べたかったリスト”に入れてしまおう。ホロリと崩れつつも食感がまだ生きているチキンの煮込み時間にも拍手。


サラダも、


ドリンクもセット。


幾つもの商店街で構成され、サンダルで歩いても全然違和感が無く、地元住民のライフスタイルが垣間見える昼間の高円寺。

星空の下、道路にはみ出したビール箱のテーブルで串焼きをむしり食べつつホッピーをあおる、毎日が縁日かのような夜の高円寺。

線路下の飲食店街の風情もいい。屋根の下に組み立てられた街、まるでテーマパークのようだ。都心からそう離れていない便利なロケーションで味わえるこの異世界にハマる人間はとても多いと聞く。


あー、いい街だな。



快晴の太陽に一瞬目が眩んだ僕は、ヨガのポーズでタクシーを止めるサリーの女の幻を見た。

[Facebook] curry bal くじら 東京都杉並区  

Posted by razza at 23:16Comments(0)県外ー東京都

2012年02月18日

パッション(番番@新宿)

大衆酒場という風情に惹かれるようになったのは決して最近というわけではないが、どこかで大人の階段を登り、大人のスイッチを押したのだろう。きっかけは吉田類とラズウェル細木のせいだと思うがね。

ここは新宿歌舞伎町。
人間の喜怒哀楽が同居する、雑多でパワフルな街だ。

その歌舞伎町の一角の地下にこの店はある。


店内は幅広い年齢層の客たちによって活気に溢れ、それに答えるようにテキパキ動くお店の方々。

さあ、始めよう!


梅きゅうからスタート。



串1本100円。
鶏の串を右から左まで二本ずつ。
添えられたカラシを付けながら頂くのだ。



レバ刺し。おおっ、これはいいぞ!


銀杏と厚揚げ焼き。
いやはや酒が進む。

コの字のカウンター向かいのカップルが面白い。

泥酔。。。。

見てはいけないレベル。

ああ、酒は呑んでも飲まれるな、だな。

本厚木の駅前で意味もなくツエーゲン!!とか叫んでごめん。
自分、覚えてるし、反省しているから。


しかし、この辺から記憶が、あれれ?


ああ、人間バンザイ!


ドコモ圏外、auは1xだけ掴んだ状態。この世の中から隔離された感もたまには良い。
しかしこのまま泥酔すると我々が世の中から隔離されざるを得ない。


んなこたぁ、どうでもいいさ!


さぁ行こうぜ!

カモン カモン ラッツア カモン


番番 東京都新宿区歌舞伎町1-16-12 梅谷ビル

  

Posted by razza at 21:34Comments(3)県外ー東京都

2012年02月18日

チャンピオン(來來來@三軒茶屋)

すまない。ブログの更新の仕方を忘れていたんだ。


はあぁぁぁぁ。

良い意味でくたっと煮上げられた野菜に、豚肉、イカ、かまぼこ。。。

その器の中の全ての要素がスープに厚みを与え、渾然一体と表現したくなるような様相。ラーメンの場合はスープへの野菜の影響はキレという意味でネガティブな扱いを受けるが、この甘みの心地よさは素晴らしい。

尖りがなく、じわじわと体に染み入る。

この世界を受け入れるには今日は最適の日だろう。
ああ、体の何かがほどけていく。

これが、來來來(らいらいらい)の看板メニュー「ちゃんぽん」だ。


ふっくらとスープを吸い上げた太い麺もこの世界を邪魔しない。



ビールもあった。
早速飲んで確認だ。

ふう。

穏やかな接客。広くない店。
居心地の良さもここにある。


興味の尽きないメニュー構成。

とりも、そぼろも気になるけれど、右から、右から順に攻めて行こう。そして全部制覇するんだ。次もまた来たいと思うということは、この店と僕の出会いは、成功と言えるだろう。

皿うどんを注文していたカウンター背後の客の方向から「おいしい」との声が聞こえる。

よし、「右からルール」に抜かりはない。

ただ、餃子以降がちょっと寂しくなって、最後は紹興酒で〆ることになるのはどうしたものか。


路地から茶沢通りに出ると、家路を急ぐ人達が溢れていた。

僕ももう帰ろう。
吹きつける冷たい風によって、この温もりを忘れてしまわないうちに。

ではまた。


えーと、ちゃんぽんとチャンピオンを掛けて「来来来来らいー」とか書こうとしたんだけどね。

來來來 東京都世田谷区太子堂4-27-10  

Posted by razza at 01:02Comments(5)県外ー東京都